スペイン語偏愛&ロンドン暮らしブログ

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ネイティブに学ぶ:「どういたしまして」はこれを使う

こんにちは。約11ヶ月ぶりの記事です。時間の流れの速さと、自分のモノグサに驚いています。
ネイティブ友人とのやり取りから、自然な表現を拾っていきたいと思います。



どういたしまして:Mil de nadas 

Mil gracias に対しての返しで、カジュアルに使う模様。
ところで英語では"Thanks a million" が一般的で、スペイン語はなぜ"mil"なのか調べたところ、アイルランドハンガリーなどもA thousand thank you の様な表現があるとのこと。

倫敦日記:日本から持ってくるべきだったもの & 持ってきて良かったもの(調理道具編)

こちらに来て早くも4ヶ月、日本のように何でも手に入らない不便さにも慣れてきた。
しかし日々の自炊生活の中で、アレさえ持ってきていれば、と唇を噛みしめることもしばしば。

例えば、
・菜箸
3ヶ月探し続けたが、全く見つからなかった。無印良品では在庫切れ(もしくは取り扱いなし)アジア系食料品店では取り扱いあるものの、やたらと長い/太い、10セットついてくるなど、ちょうど良いのがない。
先日ようやくJapanese Knife Company Kensington 店で購入。
こちらは他にも渋い調理道具が売っていて、再訪したい。

https://japaneseknifecompany.com/shop-details/


・小さいゴムベラ
こちらも相当探したが、理想の物がない。サイズは大きい物が多く、ヘラがうまい具合に曲がらなかったりする。瓶やボールについたものをこそげ取るだけではなく、混ぜる、和えるに大活用してたので、諦めずに引き続き探したい。

・弁当箱のバンド
これは持ってきたものの紛失し、すぐに買えるやろと思いきや、そもそも売ってない。Amazonにあっても菜箸と同じく漏れなく10個ついてくる。いらない。仕方なくヘアゴムで代用中。

もし4ヶ月前に戻れるなら、スーツケースの隙間に詰め込みたい。
対して、持ってきて良かったものもある。
わっぱの弁当箱(普通の弁当でも見栄えが良いし、他国の留学生に興味を持たれたらしい)
貝印のスライサー(一瞬で千切りができる。下の受け皿もないためコンパクト)
など。

写真は毎回Waitroseで購入するサバの燻製弁当。日本で通っていた定食屋の鯖の味がして感動した。

Essential Hot Smoked Scottish Mackerel Fillets | Waitrose & Partners

 

倫敦日記:スープの正解を見つけた

こちらの夏は涼しいを通り越して、時々寒い。
ウールのセーターを引っ張り出したのは初めてで、例年以上に温かいものを欲する8月になった。
冷蔵庫一掃も兼ねて、野菜とインスタント出汁だけでスープを作ったら、日本で作っていた物と味がまったく違う。
野菜もほぼ同じにも関わらず、
フェンネル
・洋風だし(クノール
のおかげで滋味深い。
フェンネルは日本では見かけたことはなかったが、西洋ではポピュラーなよう。
香りが非常に良い。この匂いの芳香剤、売ってないだろうか。
チキンストックキューブは粉ではなく練り物のようになっていて、これを入れるだけで長時間煮込んで出汁を取ったような味になった。
他の野菜はなんでも良く、適当に小さめに切ったら、切ったそばから順番に鍋に入れて炒める。
野菜の大きさは揃えなくても、炒めてるうちに縮むので大体で良し。
フェンネルとチキンキューブが最終的になんとかしてくれる。

ありがとうフェンネル



気になる表現:rebajar las expectativas

今日はEl País Semanal の記事で拾った表現です。

elpais.com

8月をいかにして離婚せずに乗り切るか?という、スペインらしい威勢の良い記事。
なぜ8月が別れの月になってしまうかという分かりやすい解説に続いて、それを避けるためのTips が紹介されている。その第一箇条が、

Rebajar las expectativas. Pretender que las vacaciones sean siempre una fiesta y un bálsamo hará que seamos más intolerantes ante los pequeños contratiempos y diferencias que sin duda irán surgiendo.

(期待値を下げること。常に休暇に楽しみや癒しを求めると、(必ず起こる)わずかな想定外のことにも我慢できなくなる。)

「期待しすぎない」とも言えるだろうか。
Rebajar といえばバーゲンのrebajas しか知らなかったので、参考になった。
またbálsamo=バルサムは、樹脂系の深みのある独特の香り、の意もあるそう。
バルサムで調べると香水が沢山ヒットする。

倫敦日記:案ずることなかれ、いつだってスーパーがある

渡英前からイギリスの物価高についての噂は良く聞いていた。
家賃から光熱費、パブのビールからトイレットペーパーに至るまで、とにかく全てが東京の比ではなく高い、と。
到着した初日に早速洗礼を受ける。
あまりの疲労で頼んだUbereatsがフォー一杯と生春巻きで2,500円。
Ubereatsと決別することを誓い、翌日にスーパーマーケットWaitroseに向かった。
Waitroseはネット上では"王室御用達""高級"などというワードが並ぶので、さぞ格式高いのだろうと思いきや、大体が東京よりもリーズナブルで品物も良い。

特にお勧めの物は、
・イタリア産モッツァレラチーズ(添加物なし)
・オーツミルクブルーボトルコーヒーで使われている物が日本の3分の1くらいの値段)
・マンゴー(イギリスとマンゴーが全く結びつかなかないが、非常に美味しかった)
と日本で買いたくてもなかなか手が出せない品物が、買いやすい。
逆も然りで、例えば魚は種類が少なく高いものの、こちらのスーパーマーケット事情には非常に満足。

「イギリスは食べ物が不味い」というステレオタイプはスーパーマーケットで覆された。

£1.85/1袋2個入り(約300円)

ネイティブに学ぶ:「気づく」はこれを使う

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こんにちは、すぺべんです。
ネイティブ友人とのやり取りから、自然な表現を拾っていきたいと思います。

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(花の後ろに隠れて見張ってる人に気づいた?)

〜に気づく:fijarse en 

気づくといえば、ついdarse cuenta の一本調子だった。
この文脈だとdarse cuenta でも良いのだろうけど、
お馴染みの¡Fíjate! のように注目する・注意するの意もあるfijarse がマッチするのかな。

 

最頻出ポテトサラダ

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ポテトサラダに目がない。
惣菜屋、定食屋、居酒屋で、つい頼んでしまう。
上司と出張の際、地元の弁当屋さんでおやつとして買って立ち食いしていたら、引かれた。

ジャガイモのつぶし具合、具材、調味料の掛け合わせが無限で、全く同じものに出会うのは難しく、飽きがない。
家庭ではそれぞれのレシピがあるものの、マヨネーズはほぼ必ず入ってくる。
自分も「マヨネーズ入らずんばポテトサラダにあらず」というぐらいマヨありきで考えていた。

が、最近の我が家の最頻出ポテトサラダは、マヨネーズを使わない。
dancyu掲載のレシピでジャガイモにマヨの材料(卵黄・お酢・油)を合わせるという発想で、具材も玉ねぎとジャガイモのみという潔さ。
それなのに食べ応えもあり、重くない、淡麗という感じのポテサラ。
これならどこの国へ行っても、日本のような美味いK社のマヨがなくてもいつでもポテトサラダを満喫できる。
(スペインの市販のマヨは驚くほどあっさり、というか別物だった)